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酸素の役割

私たちの体の中で酸素は何をしているの?

酸素の役割

私たちが食べたものは栄養分として水に溶けた状態で細胞内のミトコンドリアというエネルギー生産工場に運ばれます。これを酸素で燃やしてエネルギーを作るのです。

こうして作られたエネルギーのうち約80%が体温維持に使われ、残りの約20%が活動エネルギーとして使われます。人間が生きていくためのエネルギーは酸素によってもたらされるのです。

酸素を摂取する方法は二つあります。ひとつは呼吸によって肺から体内に取り入れる方法、もうひとつは水などに溶かしこみ飲み消化管から取り込む方法です。

前者の酸素は「結合型酸素」といい、体内酸素量の約98%を占めていますので、しっかり取り込む必要があります。しかし地球規模で空気中の酸素が徐々に少なくなっている現状では、なかなか難しくなっています。

そこで後者の「溶解型酸素」が酸素不足を補うものとして注目されています。肺からだけでなく、酸素を溶かし込んだ水を摂取することによって、より多くの酸素を取り込むことができます。

酸素の大切さ

人間は3〜4週間食べなくても、生きることが可能です。水は3日間ぐらい飲まなくても耐えられます。

しかし、酸素は供給が断たれると、わずか数分で死に至ります。

なぜそれほど短時間で死んでしまうかというと、酸素は身体にためておくことができないし、酸素がないと生きるためのエネルギーを作れなくなるからです。

特に、酸素の消費量の多い脳はダメージが大きく、酸素がないとすぐに活動できなくなり、2〜3分で再起不能になってしまいます。

人間にとって酸素がもっとも重要といわれるのは、エネルギーの生産に深くかかわっているからです。

数年前まで水は無料で手に入るものと考えられていました。ですが、現在はほとんどの方が飲料水はペットボトルの水を購入されているのではないでしょうか。

酸素もゆくゆくはそのようになってしまうと考えられています。太古の昔、地球上は酸素が充満しており、動植物が巨大化したりした時代がありました。そこから戦争や産業革命を経て、地球上からだんだんと酸素が減り、100年前と比べても、現代は大気中の酸素濃度は減り続けています。

その状況の中で、運動不足、ストレス、加齢、病気などで更に酸素不足が起こっているとしたら・・・

野口英世博士は、「すべての病気の原因は酸素欠乏症である」と100年前から言っています。この言葉が皆さまに届き、皆さまの生活の質(Quality of Life)向上に少しでもお手伝いができればと願うばかりです。

【スポーツと酸素】〜大切な酸素の役割〜

パフォーマンスの向上

ヒトが身体を動かすにはエネルギーが必要ですが、このエネルギーはどこで作られるのでしょう? その答えは、細胞です。詳しくいうと、細胞内のミトコンドリアでエネルギーを作ります。また、スポーツをする時、最大限に力を発揮するためのエネルギー源は何でしょう?ミトコンドリアで食べ物の栄養分を酸素で燃やしてエネルギーが生まれます。

栄養だけでは十分なエネルギーは生まれません。酸素が必要です。ランニングや水泳などの運動をすると、呼吸で酸素が摂取しやすくなります。呼吸によって肺から取り込まれた結合型酸素も最終的にヘモグロビンから外れて溶解型酸素となり、身体のすみずみまで届けられます。

エネルギー工場を増やすということは細胞(筋肉)を増やすこと。エネルギー工場を増やして、栄養分と、酸素を摂取することで たくさんエネルギーが作られ、パフォーマンスの向上につながります。

限界のその先へ

スポーツで良い結果を求める場合、必ずこれまでの自らの限界に挑戦することになります。その際、限界を感じながらもさらにその先へと挑戦している瞬間は、多くの場合、無酸素運動をしています。然しながら無酸素で運動しているので、体内の酸素が消費されてしまうと エネルギーが減少し、パワーダウンします。 酸素がないとエネルギーを作れないので、パワーがなくなってしまうのです。

酸素には二つのかたちがあります。呼吸によって体内に入り血液中のヘモグロビンに結合した型で体中を回る結合型酸素と、末梢血管でヘモグロビンから外れ、そのまま血液や体液の中を流れ細胞に届けられる溶解型酸素です。つまり、身体のすみずみまで酸素を届けるためにはヘモグロビンから外れより小さくなる必要があり、体内に取り込まれた酸素は最終的にはすべて溶解型酸素となっていきます。

また、酸素は集中力を高める効果も抜群。脳内の酸素量が増えると頭の中もスッキリし、視界も開けてきます。血液中の酸素量を上げるということは、これまで限界を感じていた場所を乗り越え、その先へと辿り着ける手助けをしてくれることになるのです。

疲労回復効果

スポーツ(運動)をすることで出る疲労物質「乳酸」。この乳酸を分解するには大量の酸素が必要です。スポーツをしているときの酸素摂取量は通常の5〜10倍。呼吸によって得られた酸素だけでは足りず、乳酸を分解しきれないため疲れが残ってしまうのです。

ですので、激しい運動の後に軽く行う有酸素運動は疲れを軽減してくれる効果があります。ただこうして得られる酸素量にもやはり限界が。アスリートの多くが利用することでも知られる、酸素カプセル。酸素カプセルにより補給できる酸素にも結合型の他に溶解型酸素も含まれています。

パフォーマンスに必要なエネルギーは酸素が栄養分を燃やすことで作られますが、乳酸を燃やすことでもエネルギーは作られます。つまり、酸素は疲労を回復するだけでなく、乳酸からもエネルギーを作ってくれるのです。

本番に向けての激しいトレーニングによって疲れがたまっていては、ここぞというときに最高のパフォーマンスはできません。 酸素を効率良く取り入れることで乳酸を分解し、ぜひ最高の状態で本番にのぞんでください。

【健康と酸素】〜大切な酸素の役割〜

ヒトが生きていく為に一番大切なものは酸素

かの野口英世博士は言いました「すべての病気の根源は酸素不足にある…」その言葉の通り…酸素不足は万病の元と考えられています。

近年の生活環境の変化、環境汚染などにより酸素の摂取量は年々悪化。さらに、加齢による酸素吸入量の低下。シニア世代がイキイキと楽しい人生を過ごすには、酸素をより多く効果的に摂取する事が非常に大事になっているのです。

酸素補給でだるさや疲れの緩和

すべての病気の原因は酸素欠乏症である。医学博士の野口英世は言っています。なんだかわからないけれど、身体がだるかったり、疲れが抜けなかったり…そのような場合、体内の酸素不足が原因となっている場合が多くあり、酸素不足が慢性化すると発病するリスクが高まります。

[自然にまかせるだけでは酸素は不足する]

[自覚症状がないまま酸素不足になり病気に]

すべての病気は細胞レベルの酸素不足が原因なのです。

SpO2を上げるということはとても大切なことなのです。SpO2が100%とは、血液中のすべてのヘモグロビンに酸素が結合している状態のことです。SpO2は96%以上が正常と言われています。95%以下は要注意です。酸素を積極的に摂りSpO2を上げましょう。つまり、SpO2が少し低めの95%のヒトで、体のだるさや疲れなどを感じていた場合、97%まで上げると、体内の酸素量が上がり体調が良くなったと実感できる可能性が高いということになるのです(ただし、例外もあります)。酸素濃度を上げて身体を軽くし、健康的な生活を手に入れましょう。

【美容と酸素】〜大切な酸素の役割〜

美容における酸素の大きな役割

美の大敵…色々な要因は有りますが、その中の大きなひとつに酸素不足があります。ご存知でしたか?

そう!皆さんのお肌は知らず知らずのうちに酸欠肌になっているかもしれません。

皆さんご存知のお肌のターンオーバー。
ターンオーバーは顔だけでなく、身体全体でおきています。

肌の表面は角質層。その下方は基底層。
基底層で細胞分裂によって産まれた細胞が上へ上へと押し上げられ、角質層まで達すると約2週間で剥がれ落ちます。

このターンオーバーがスムーズに進行し、角質層に十分な水分が保たれていれば正常な状態を維持できます。

しかし、代謝が低下するとターンオーバーの周期が遅くなり、古い細胞の老廃物が肌に残るために肌荒れやくすみ、しわなどを招きます。

ターンオーバーを促すためには表皮の細胞内に酸素をしっかり送り届けエネルギーを充満させることが必要です。

血中酸素濃度を上げて肌力アップ

60兆個あると言われている細胞の一部は、眠っていたり傷ついて動けなくなっています。細胞は酸素がないと動けないのです。

体内酸素量を増やして、眠っている細胞を起こしてあげましょう。酸素で細胞を活性化するとホルモンや酵素分泌を促し、お肌の働きも正常な状態に近づいていきます。

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